問題自体は平均的な難易度でしたが、記述問題の量が多く、1問1問を考えながら解答していると時間が足りません。学校の授業のノートやプリントを丸ごと暗記するつもりで復習してテストに臨む必要があります。また、今回は古文と漢詩が範囲でした。本文内の穴埋め問題や古語の読み方、現代仮名遣いなど、教科書を何度も音読して現代仮名遣いで暗唱できるようにしておくことが大切です。
文章問題は3題出題されていますが、教科書本文からの出題はなく、すべてオリジナルの問題です。加えて、それぞれに内容把握や適文補充問題があるため、素早く正確に英文を理解する力が求められます。日頃から英単語力を養い、英語の文章を読む経験を積んでおく必要があります。一方、語彙・文法問題は、事前に学校で配られる暗記プリントから、ある程度そのまま出題されるので、事前にそのプリントをしっかり暗記してテストに臨みましょう。
基礎から応用までが幅広く出題されています。また、図形分野における知識事項も出題されているため、用語を正確に憶えておく必要があります。角度を求める問題ではテクニックが必要な問題もあり、様々な問題パターンを演習しておくことが求められます。後半は応用問題が続き、大問中で基礎から高難度まで出題されています。問題集や教科書だけでなく、様々な問題を繰り返し、思考力と応用力を身に着けておきましょう。
「平易」「難問」とは言えないまでも、全体的にやや難度の高い問題構成です。基本的事項を憶えておくだけでは高得点が望めない問題でした。授業でおこなった実験や教科書・問題集に載っている実験を細かい作業や結果までしっかり憶えておき、様々な問題を繰り返し解くことで応用力を身につけましょう。また、化学変化における質量比の問題では、入試レベルの計算問題や文字を使った一般化の問題も出題されたため、テスト中にわからない問題に出会ったら、まずはいったん飛ばして後でじっくり考える戦術も必要です。
問題数が多いだけでなく、記述問題の割合が高いため、歴史事項を漢字でスムーズに書ける必要があります。年表問題に関しては、まず範囲内の出来事や人物を流れで憶えたうえで、自分で年表を作成し細かく憶えていきましょう。資料問題や地図上の位置を問われる問題も多数出題されています。教科書や資料集を隅まで読み、歴史事項とリンクさせながら暗記しておくことが高得点につながります。