問題量は多くありませんが、ほぼ全て記述問題なので時間配分に注意が必要です。短歌や俳句の意味を答える問題があるため、教科書や学校の授業のノートをしっかり憶えておきましょう。また、表現技法などの暗記物も少なからず出題されているため、自分で一問一答形式のまとめを作るなどすると効率よく対策できるでしょう。
テスト範囲内の文法がメインではありますが、全体的に総合的な英語力を要求される問題でした。リスニングでは放送された英語表現をそのまま書くという問題もあり、日ごろから英語を聞いてリスニング力を養っておく必要があります。また、文法問題も細かい違いを理解していないと誤答するような問題が出題されているため、ingの付け方など、細かく正確に理解できるよう復習しましょう。長文問題は内容把握問題が大半となっており、速読力が求められるので、こちらも日ごろから英文を読む習慣を身につけることが大切です。
総じて、公式や解法をそのまま適用できず、ひと手間加えなければならない問題が多く出題されていました。そのため、数学が苦手な子にとってはなかなか点数がとりづらいテストだったかもしれません。問題集を繰り返しやって問題に慣れると同時に、解き方の流れをしっかり身につけましょう。最後の相似の証明問題は基礎レベルでした。相似条件をしっかり憶え、典型的な証明の流れを練習すれば問題なく正答できたと思います。
問題数だけを見ると少なく見えますが、ほとんどの問題が資料や実験を読み取って答える問題のため、1問1問に時間がかかります。また、基礎レベルがそのまま出題されている、という訳ではなく、ひと手間加えられていて、理科が苦手な子にとっては、大半の問題が難しく感じてしまうかもしれません。テスト前の勉強としては、基礎事項をただ暗記するだけではなく、必ず問題集で様々なパターンの問題に触れつつ、わからないところは先生に質問して解消しておきましょう。
全体的な難易度は平均的なレベルでした。問題数も多いわけではありませんが、資料問題の割合が高いため、時間が足りなくなる恐れがあります。高得点を目指すためには、素早く正確に正答できるように、公民分野の基礎知識をしっかり暗記することが第一です。それに加えて、問題集等で資料に対する思考力を養うことで、初見の資料の『状況』『原因』を予測できるように練習しましょう。