いわゆる実力問題はなく、教科書の内容がほとんどのため、中学校の授業をしっかり聞き、授業のノートを何度も読み返して丸暗記してしまうと高得点が狙えます。また、漢字問題も15点分あるので、そちらも何度も書いて憶えておきましょう。
教科書の本文からの出題が3割以上あるため、穴埋め・並び替え・和訳・英訳と、教科書を中心に対策を進めることが大切です。その他の問題では、範囲の文法の英作文や長文問題などバランス良く出題されているため、基本例文を憶えつつ、ワークで文法の練習をするなど、幅広く学習することが求められています。
数学の用語や基礎計算から応用問題まで幅広く出題されています。大問1・2で時間をかけてしまうと後々時間が足りなくなってしまうので、用語や計算のやり方は何度も練習してパっと答えられるようにしておきましょう。また、範囲の内容上、計算問題がほとんどのため、計算ミスに注意し、できれば何度も見直し・計算し直しをしておくことが高得点につながります。
生物分野の方は、全国の公立高入試の問題を改変したものが主体で良問揃いではありますが、しっかり学習して知識を身につけていないと得点がしづらい、定期テスト対策としてはやりづらい問題でした。一方物理・地学分野の方は、図を読み取る問題が多く、慣れていないと時間がかかる問題構成でした。ワークで図表問題を繰り返し解くことが得点力UPにつながります。
「社会」という1つの教科とはいえ、地理と歴史が半分ずつ出題されているため、実質的には2科目分といえるかもしれません。出題レベルは標準的ですが、問題量が多いため即答できるよう知識を完全に定着させておく必要があります。1問1答形式で語句を憶え、ワークなどで記述問題にも慣れておきましょう。