前回同様、授業の内容が中心です。目を引いたのは、和歌の分野の問題が内容量の割に問題数が少なく配点が低いことでした。一方で、テスト直前に駆け込みで進めた故郷の配点が比較的多く、テスト勉強にあまり時間をかけられなかった人には厳しい構成でした。とはいえ、授業ノートをしっかり振り返り丸暗記していれば高得点は狙いやすいテストです。
中学校最後の英文法項目が範囲のメインとなっています。これらの範囲は中学校の総決算とも言え、時制から語順まで総合的な英語力が必要とされます。問題集で何度も実際に書いて練習し、英作文の添削を受けつつ、retellのまとめスピーチの原稿を範囲内すべて用意しておくことで、教科書の本文対策としましょう。
相似の問題が8割方の構成でした。学校で配布された対策プリントを何度もやって、解き方を身につけておくことが大切です。平均点は低めでしたが、基本から応用まで難易度としてはバランスが良かったので、問題を一目見て難易を判別できるかが勝負の分かれ目になったのかもしれません。
天体分野は教科書のページが飛び飛びだったため、勉強しづらかったかもしれません。範囲をしっかり確認し暗記項目をしっかり憶えておくことが大切でした。物理分野はエネルギーと仕事の内容だけでしたが問題が多岐にわたり、かつ応用問題も出題されているため、点数を落としやすい内容でした。計算問題を中心に何度も練習し、確実に正答できるように仕上げておくことが高得点の鍵となります。
公民分野は問題数が多いため、一問一答形式の問題は即答できるようにしましょう。一方で、典型的な制度説明の記述問題も少なくないため、問題集等でしっかり記述問題の対策もしておくことが大切です。地理分野は範囲がとても広く、直前のテスト勉強というよりは、日ごろから受験勉強として地理の復習をしているかが試された問題でした。