漢字が20問出題されているので、確実に点数を取りに行きたい問題です。また、故事成語の内容を問う問題も8問出題されております。事前に覚えていないとまったく解けないでしょう。読解問題では完答のものも、いくつかあり、しっかり読み取れないとなかなか点数を取ることは難しいです。「少年の日の思い出」も文章が長く、解くのに時間がかかるので、最後の作文問題までにいかに効率よく解くかが鍵となるでしょう。
問題の構成はリスニング、長文問題、空欄補充、対話文、英作文となっております。内容としては基本的な問題が大部分を占めているため、ワークを何度も解き、過去進行形、過去形の型を理解していれば高得点が狙える問題になっております。最後の英作文は「体験したことや、その感想」、「1文に主語、動詞を含める」といった指示があるので、あらかじめ練習しておく必要があるでしょう。
平面図形と空間図形の両分野の問題がバランスよく出題されていました。正多面体等の立体の特徴については事前に憶えておいてしまうのが正解でした。”難問”としているものは、入試問題としては有名な問題ではありました。全体的な問題数が多いため、一問一問に時間をかけないよう、体積や表面積の求め方を徹底的に練習しておくことが高得点の鍵となっています。
『光』の反射・屈折を中心に『音』『力』『地震』と、前回までに比べて一気に範囲が広くなりました。その分難易度は標準的ではありますが、事前の対策勉強は直前の『一夜漬け』では歯が立たないでしょう。ただ理論や作図方法を頭で理解するだけではなく、様々な問題を実際に解くことで早く正確に答えられるようにしておきましょう。
4つの時代にまたがる範囲だったため、歴史が苦手な子には対策が大変だったかもしれません。資料問題が数多く出題されていますが、どれも教科書や資料集で一度は見たことがあるものばかりでした。まずは、歴史的事項を時代ごとに発生順にまとめ、資料がある出来事はそちらも紐づけながら憶えていくのが効率的だと思われます。