漢文のルールと内容をしっかりと理解していれば、漢文の問題は平易なので点数が取れるでしょう。「君は最後の晩餐を知っているか」と「走れメロス」で大問が3つ出題されており、最後に200字の作文が出題されています。問題数も多く、記述問題が占める割合も高いため、点数が取れる問題と取りにくい問題をしっかり判別しないと、時間が足りず高得点を狙うことが難しい問題となっております。
問題構成としては、リスニング、空欄補充、並べ替え、ミニ英作文、長文読解となっております。比較と現在完了が範囲となっておりますが、現在完了がメインとなっているので、3用法(名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法)をしっかりとワークで練習しておく必要があるでしょう。また、長文問題が2つあり、現在完了を使って答える問題がありますが、内容をしっかり読み取らないと答えられないものになっているため、読解力も求められます。
2年生の図形分野と確率が全て範囲に入りました。数学が苦手な子にとってはかなり辛い出題範囲・テスト構成だったと思います。ただ、用語の問題やワークの基本問題も少なからず出題されているので、基本的な問題をしっかり練習していればある程度は得点できたはずです。例によって復習問題も出題されているので、問題集でしっかり復習しておくことが大切です。
前回同様、2人の先生からそれぞれ異なる分野を習い、別々のテストを受けるという、完全に2教科分のテスト構成です。1問1問の難易度はどちらもそれほど高くはありませんが、時間配分を意識しておかないと時間が足りなくなる可能性があります。テスト対策としては、一問一答問題はぱっと答えられるように、計算問題もすぐに計算を開始できるように、ワークを中心に基本ベースをしっかり固めておくことが大切です。
テスト範囲が非常に広いため、テスト直前の対策だけでは足りません。また、問題数が多い上に、記述問題も重めなので、あまり悩んでいる時間はありません。日頃から、学校で習った内容をすぐにノートにまとめて暗記するなど、コンスタントな勉強が求められます。記述問題では、地理的・歴史的事項の背景を答えさせる問題が複数出題されているため、ただ用語を憶えるだけでなく、用語同士を「なぜ」「どうなった」といったつながりをもたせて把握することが大切です。