初見の実力問題は普段から解き慣れていないと、だいぶ難しいのではないかと思います。本文から根拠を探すことや、問題で問われているルールに従って解答欄をうめるということを普段から意識することで、国語力がついてきます。解いている時に本文に線を引いたり、印をつけたりしながら自分なりの解き方を身に着けていくことが必要です。
基礎的な計算問題から応用問題まで幅広い出題です。特に後半には教科書やワークにはない応用問題が出題されました。とはいえ、教科書・ワークを繰り返しやって、そのレベル帯の問題がきちんと取れれば高得点はとることができます。やり方がわかっていたとしても、しっかり書いて答える練習をすることで正答力をあげることが大切です。
物理分野が中心のため、対策はしやすかったかもしれません。計算問題や作図問題や『浮力』など、苦手な子にとってはとっつきにくい分野ではありますので、わからないところがある場合には必ず先生に質問して解消するようにしましょう。また用語の問題も出題されいるので、ワーク等で一問一答形式や穴埋め形式の問題で確認しておくことが必要です。
歴史の問題は、前回まで同様の「会話文からの出題」「年表・資料問題」の2種類でした。範囲も狭く、こちらは対策は容易だったと思います。一方で地理・公民の問題は、特に公民の範囲がその特性上一貫性のない単発知識の連続なので、暗記が苦手な子にとっては対策しづらかったかもしれません。まずは一問一答形式で、用語とその意味を紐づけながら憶え、問題演習でアウトプットができるように繰り返し練習することが大切です。