「盆土産」や「字のない葉書」から基本的に出題されています。今回は指定の言葉を使って記述をする問題が多く、それに加え作文もあるため難化しています。問われている内容はそこまで難しくはありませんが、記述に時間を割きすぎると他の問題がおろそかになるため、時間配分を意識して解く必要があります。
比較・最上級・同等比較を使い分ける問題が14点ほど出題されていました。それぞれどんな日本語訳になるのか違いを理解しておくことが大切になります。
読解問題はこれまでのテストと比べると文章量が少し増えて出題されています。そのため、選択肢をまず読んだ上で長文を読んでいくなど長文の解き方も工夫していく必要があります。
苦手とする子が多い、連立方程式の文章題や食塩水の問題が出題されました。これらはまず「どうやって良いかわからない」という子が多いので、まずは授業やワーク・教科書を通して「始めに何をすればよいのか」を身につけて苦手意識を失くすことが先決です。ただし、それらを除く80点分は平易~標準レベルです。こちらもワークを繰り返し解いて、速く正確に答えを出せるよう何度も練習することが大切です。
生物分野で、しかも範囲が広いため、とにかく暗記項目が多いのが今回のテスト範囲の特徴です。こういう場合、えてして用語や部位名を憶えて終わりにしがちですが、それでは高得点は望みにくくなってしまいます。授業で習った事項をすぐに憶え、ワークだけでなく様々な問題集を通じて、あらゆる問題形式に触れておくことが重要です。
基本的には用語を答えさせる問題がほとんどのため、しっかりと準備をしていれば特に問題はないでしょう。その中で山脈、川、平野、台地などの名称をたくさん問われているため、ただ名前を覚えるだけではなく日本地図と関連付けて覚えないと解くことは難しいでしょう。