文章読解は「大人になれなかった弟たち」と「星の花が降ることに」のふたつで、両方とも物語文からの出題でした。「大人になれなかった弟たち」は戦争中のお話で、登場人物の心情をしっかりと理解していないと正解することができないので、ワークやノートをしっかりと確認することが必要でした。読解問題自体はそこまで難しくなく、記号問題が多いのでそこまで苦戦することはないでしょう。ただし、漢字や文法問題はしっかりと対策をしていないと文章問題で点を稼いでも、そこで多く失点することになります。時間があるときに今まで学習した文法を確認しておかないと高得点は難しいです。
プログラム5の文法事項「3人称・単数・現在」と「人称代名詞」が主に出題されています。ただ暗記ではなく、場合に応じて使い分けできることが大切になります。
また今回も教科書本文からの出題がありました。テスト対策では、教科書を繰り返し音読し、内容を頭に入れておくといいでしょう。
範囲が広く、特にすでに数学が苦手な子にとっては対策が難しかったテストですた。とはいえ、全体的には平易~標準のレベルの出題構成であるため、早いタイミングからワーク等で繰り返し練習していれば高得点は難しくありません。比例反比例の分野に関しては、問題文からイメージしずらい場合には自分で表を作成することが大切です。また、数学用語も出題されているため、教科書の太字の言葉を中心に用語の暗記も大切となります。
実験器具の名前・使い方から気体の性質の問題、密度計算まで幅広い出題でした。ワークや教科書、その他問題集をくり返し解いて対策をしていれば答えられない問題は多くないと思います。とはいえ、範囲の広さや計算練習の必要性、用語の暗記など対策しなければならない事項の多さを考えると、どれだけ早くからテスト対策に手をつけられるかが勝負の分かれ目になりそうです。
「歴史上の人物」に関する問題は覚えていれば必ず正解できる問題で、なおかつ配点が15点となっているため確実に正解したい問題です。一問一答形式の問題が多く出題されていますが、ただ用語を覚えるだけでは高得点獲得は難しいです。グラフや資料から読み取る問題もいくつか出題されているので、そういった問題になれておく必要があるでしょう。