古典が7割弱を占めるテストでした。本文の現代語訳、表現技法をはじめ、暗記系にしっかり取り組めた生徒は高得点を取ることができました。「言葉を持つ鳥〜」の読解問題はワークと学校の授業の板書からの出題となるので、隅々まで目を通しておく必要があります。課題作文は毎回初見問題のため、日頃から書き慣れておきましょう。
英作文の割合が全体の25%を占めるテストでした。英語が苦手で暗記で精一杯の生徒にとっては得点が難しかったように思います。作文の内容は条件英作文が中心で、主に現在完了形を用いて答えよ、というものがほとんどでした。語数の制限もあるので、日頃から和文英訳のトレーニングを積んでおく必要がありました。そのほかの問題は教科書の暗記で対応できるものが多かったです。
図形の単元が中心となりました。角の二等分線、接線の作図といった基本的な作図問題とおうぎ形の面積、弧の長さを求める問題、円錐の表面積を求める問題が出題されました。いずれも基本的な問題なので確実に正解したいものばかりです。一方で1年生の復習範囲も出題されていました。基本的な問題ではありましたが、復習に手が回っていない生徒は大きく点数を落としてしまったように思います。
物理分野と地学分野全体に渡っていたので、出題範囲をまんべんなく勉強できたかどうかが点差を生み出しました。問題数も前回より多く、さらに作図やグラフ問題、計算問題も出題されていました。学年末テストは範囲が広くなりやすいので、早めに用語の暗記を済ませ、計算や作図に取りかかれると良いでしょう。
資料を見て答える問題が多数出題されました。しかし、個々の問題は用語を問う問題がほとんどで、ワークを繰り返し解き、用語が暗記できた生徒は得点しやすかったように思います。時事問題では節分の知識を問うなどの対策が難しい問題も一部出題されました。季節行事の知識も確認しておく必要があります。