記述、問題数ともに多いですが、問われている内容は平易です。ただし、記述では指定された言葉が入っていないと減点や不正解になってしまう問題が多いので注意が必要です。
前回より平均点がかなり下がりましたが、テスト範囲の文法や会話表現、教科書の本文を理解していれば大きく点数が下がることはないです。ただし、前回よりも初見の長文の量が増えたこと、問題の内容が模試のような問題に変化したことにより、点数を取り切れない人が多く見受けられました。また、英質英答の問題もいつもより多く出題されました。これらを攻略できなければ80点以上は厳しいです。
応用問題では、解法を知らないと正答できない問題がありました。幸い、応用問題の中にもワークや教科書の類題が多く出題されているため、教科書やワークで基礎問題はもちろんのこと、応用・発展問題までしっかりと繰り返しやって解法を身につける必要があります。用語の問題も出題されているので、そちらもケアも確実におこないましょう。
中1・2の復習部分も含めると、4分野から満遍なく出題されています。少々問題数は多いですが、計算や総合的に判断する問題は多くないため、1問1問を即答できるように用語や知識をしっかりと身につけることが大切です。中1・2の復習問題は基礎よりの問題のため、事前に中1・2の復習用ワークで対策していれば困ることはないはずです。
歴史はあるテーマについて詳しく説明しなければならない問題が多いため、人物や国などが何をしたのかまで覚えておかないと厳しいです。公民は資料を読み取り、説明をしなければならないため、ただ言葉を暗記しているだけだと半分にも点数は届かない可能性があります。今回は総じて社会は難化しました。