「大人になれなかった弟たち」の読解問題は平易なので、高得点が狙えました。しかし、オリジナルの長文問題は、普段から読解問題に触れていないと解くことは少し難しい問題となっています。また漢字や文法問題が占める割合が高いので、ワークでしっかりと対策することが必要でしょう。そして問題の最後にある条件作文は条件が細かく指定されています。自分の好きな食べ物の紹介文を「味」「香り」「食感」「見た目」の四つの観点から述べるといった形式なので、授業で書いた作文以外にも練習をしておく必要があるでしょう。
一般動詞や助動詞canを使った文の並べ替え、和文英訳、空欄補充といった問題でした。聞かれている内容はいたって普通ですが、この時期から英語が分からなくなってくる人も多く出てくると思われます。ワークで英文のルールをしっかりと理解し、何度も練習を重ねましょう。また英単語も難しくなってきているため、ノートに書き出し、意味だけでなくスペルも完璧に書けるまで練習することが必要です。
まずは用語と基礎計算でしっかり正答できれば、それだけで7割程度はとれます。応用問題も、初見では難しいと感じる人が少なくないと思いますが、ワーク・教科書に載っている類似問題を経験しておけば正答できるはずです。一方で、記述において文末表現のずれや単位の書き忘れで減点されていることがあるため、テスト本番での徹底的な見直しはもちろんのこと、普段の取り組みの際にも単位等細かいところまで気を使っておくことが大切です。
教科書の問題やワークをくり返し学習しておけば問題なく8割程度はとれる難易度です。ただし、より高得点をとるためには、実験結果や描図、生活との関連等、授業や実験の振り返りや教科書の資料までもしっかり見ておく必要があります。早めに用語を憶えて、ワークをくり返し、その後教科書やノート・プリントで細かい部分をチェックしておくことが大切です。
資料から用語を書く問題でさえ難しいですが、その上「説明しなさい」といった記述問題も多くあるため、比較的難易度は高めです。試験直前に用語を暗記しただけでは点数が取りにくい問題になっているので、その用語が何を意味するのかや時代背景などを授業内で理解しておかないと点数はとれません。反対に、そういった部分をしっかりと学習できた人は高得点が狙えるため、点数が高い人と低い人の差が大きく開く問題でした。