問題形式はいつもと同様で漢字と長文読解で成り立っています。漢字は読み書きそれぞれ10問ずつとなっており、確実に点数を取りたいところです。読解の「挨拶」と「故郷」はそこまで難しいことは聞かれていないので、点数は取りやすいです。ただし「故郷」は文章量が多いので、予め色々な問題に対してどう答えるかといった対策が出来ていないと最後の作文までの時間が足りなくなる恐れがあります。作文は都立入試と同じ形式で書かせる問題で、特別難しいことはないので、時間配分に気を配ることができていれば、こちらも満点近くを狙える問題でした。
後置修飾と関係代名詞から主に出題されました。範囲が狭いこともあり、今回は比較的簡単な問題でした。後置修飾と関係代名詞のルールをきちっと理解し、何回も練習を繰り返していれば文法問題でつまづくことはあまりないでしょう。長文問題も教科書をベースに出題されていたので、本文の内容や単語を覚えていれば解ける問題でした。
基礎計算問題が少ないため、特に数学が苦手な人にとっては点数がとりづらい問題構成でした。まずは事前に様々なパターンの典型問題をくり返し練習し、それぞれの解法をしっかりと身につけることが大切です。応用問題の1つ1つは、ワークに類題が掲載されているので取り組みやすいと思います。
主に生物分野と化学分野の2分野からの出題でした。授業で進んだ分の範囲のみならず、小テストや3年間の復習問題集からも出題されているため、必要な勉強量は少なくありません。ただし1問1問の難易度はそれほど高くはないため、範囲表で告知された範囲をしっかりと時間をかけて取り組めていれば高得点は難しくないでしょう。
今回は歴史のみの出題でした。大問1は空欄に当てはまる言葉を語群から選択する問題なので、用語をワークで繰り返し学習していれば正解は容易でした。大問2以降は用語をただ問うのではなく、資料や図を見て聞かれていることを答える形式が多いため、ただ用語を理解するだけでなく、用語から他の歴史的な出来事をいくつも関連させて考える力が必要となります。ワークはもちろん、資料集や学校のプリントを見ておくことも必要でした。