全体的にしっかりと対策が出来ていれば高得点が狙える問題です。「盆土産」も「字のない葉書」も問われている問題は平均レベルとなっています。しかし文法問題の活用の種類や活用形といった問題は解き方を理解していないと解くことが出来ない問題のため、こちらは何度も練習をし、解き方を理解しておく必要があるでしょう。
リスニング、文法、教科書の長文、初見の長文、作文などまんべんなく出題されています。文法は文法に関する直接的な問題(並べ替え等)は出題されていませんが、テスト範囲の文法を使用する作文や文法に関する正誤問題が出題されるため完璧に理解しておく必要があります。教科書の長文は出題されていましたが、本文の内容を要約する問題の1問のみ出題されていました。これをいきなり本番で解ききるためには、本文の内容理解はもちろん、1人ですべて完璧に訳すことができる状態になっていなければ満点を取ることは難しいと思われます。初見の長文でも内容に関する穴埋め問題等が出題されているため、日頃から読解の練習を行っておく必要があるでしょう。それだけではなく、英語の質問に英語で答える問題が6問×3点分出題されているので、読解力だけではなく答え方まで完璧にしておく必要があります。
難易度は標準のものが多いです。語句問題が10点前後出題されるため暗記が必須です。その他の問題は、ほとんど学校のワークと似た問題ばかりなので、ワークを繰り返し解くことが重要となります。最後に自分の言葉で理由を説明する記述問題があるため、問題演習をしているときに「なぜそうなるか」まで考えて勉強していることが必要となるでしょう。
復習問題もなく、全て生物分野の新出問題だけでした。そのためテスト対策自体は取り組みやすかったと思います。ただ、暗記物が大半を占める生物分野とはいえ、実験についての問題が多く、典型的な記述問題を含め、問題慣れは必要です。ワーク教科書の問題を何周もして記述の解答例を憶えるつもりで取り組むことが大切です。
歴史は戦国時代から江戸時代中期までが範囲でした。資料から用語を答える問題が多く出題されていますが、聞かれている内容は特に難しくないので、ワークやノートをみて対策をすれば問題ないでしょう。配点は地理分野の方が少なく、内容は歴史分野よりも簡単なため、確実に満点を狙いたい問題となっています。用語と地理関係を理解していれば難しくはなく簡単な問題となっています。