知識問題で半分は取れる試験でした。特に短歌の問題は表現技法の名称や、区切れなどは教科書や授業プリントで確認ができるものばかりですので、確実に得点しておきたいところです。四字熟語や部首の問題もプリントからそのままの出題なので、隅々まで目を通しておきましょう。作文は条件に注意して日頃から書く練習をしておく必要があります。
教科書の穴埋め問題から、初見の長文読解、作文問題とバランスよく出題されていました。教科書の暗記だけにとどまらない実践的な演習が必要となります。大問10、11は和文英訳に近い条件英作文で特に比較を用いたものは差が開いたと思われます。パターン化して覚えられていた生徒にとっては得点しやすかったです。最後の英作文は英検や北辰テストのようなもので、書き慣れておく必要があります。
比例の基本計算、グラフを描く、傾きや切片、一次関数の式を求める問題と一次関数の基本から応用問題まで幅広く出題されました。ワークからの出題が多かったため、C問題まで演習ができた生徒は高得点が取れました。早めにワークを終わらせて、難易度の高い問題の反復練習ができるのが望ましいです。
生物範囲であったため全体的に平均点が高めに出ました。出題されているもののほとんどが頻出問題であったため、いかにワークの反復練習ができたかが点数に直結するテストでした。近年の北辰テストに合わせて長文化しているので、求められている解答が何なのかを読み解く必要があります。一問一答的な知識だけでなく、総合的な理解を意識しましょう。
記号問題が多めではありましたが、ほとんどが正誤問題なので、正確な知識が問われるテストでした。また、用語は漢字指定があり、日頃から漢字で書く習慣がない生徒にとっては解答に苦しんだように思います。しかし出題されている問題に関しては、どれも基本事項であるため、ワークの演習を反復することで対処できました。