中間テストと比較すると少し難化しました。その原因としては古文の存在が大きいです。中学1年生では「竹取物語」がテストで出題され、古文の横には現代語訳が掲載されていたので、その時は解くのはそこまで苦労はしませんでした。しかし今回の「平家物語」は現代語訳が記載されていなため、古文から現代語訳を思い浮かべることができなければ、点数を落とすことになるでしょう。古文の理解度で点数に大きく差が出るテストと言えます。
リスニング、文法、教科書の本文、初見の長文、作文など万遍なく出題されます。文法問題は、最低限の使い方を理解できていれば解ける問題です。また、問題数が非常に少なく比重も軽めです。このテストで80点以上を目指すのであれば、文法問題より教科書の本文や長文問題を対策したほうが得策です。教科書の問題は、本文の内容に関する設問ばかりで、日本語で答える問題です。きちんと内容を把握しておくことがポイントです。初見の長文は、基本的に内容に関する設問に日本語で答える問題がほとんどです。数問英語の質問に英語で答える問題はありますが、問題の難易度や割合から考えても内容に関する設問に日本語で答える問題を確実にとることが重要になってきます。そのためには、日頃から英文を訳す練習が必要になってきます。教科書の本文や学校のワークの長文で練習すると良いでしょう。作文の問題は、1文はテスト範囲の文法を使用し、それ以外はお題に対する理由を書く問題です。これまで学習してきた文法を活用して書くことができれば解ける問題になっています。
最初に語句問題が15点ほど出題されており、得点源にすることが他の問題よりも容易なため、暗記を行うことが重要です。難易度は標準の問題が多いですが、応用問題の中に初見の問題が混じっているため、ワーク等で繰り返し演習を行い、テスト範囲学習の理解度を高めておくことが重要です。
すべて『からだのつくり』からの出題となりました。範囲がやや狭い分、問題タイプは多岐にわたっていて、「名称をただ憶えている」だけでは点数が伸びません。実験の記録をしっかりと復習するとともにワーク・教科書の問題を何度も繰り返しやっておくことが求められています。また「どうしてそうなるのか?」という理論的な部分もしっかり身につけるため、疑問点があれば先生等に質問して細かい部分まで理解しておくことが大切です。
資料問題が多く出題されてはいますが、答えるべき内容は平均レベルです。問題文や資料の中でキーワードとなる言葉を見つけ出し、それをヒントに答えを導き出せるまでに内容理解を深めれば地理歴史共に難しいテストではありませんでした。ワークを繰り返し解くことで点数がとれるでしょう。