漢字の読み書き、四字熟語、敬語、文法に加え、漢字の止めはね、部首と総画数を問う問題と知識系の問題が多数出題されました。読解問題より暗記に多く時間を割くべきテストでした。部首などは事前に提示されるので、必ずノートにメモをしておき、漏れなく復習をしておきましょう。課題作文は県立高校入試の形式です。毎回出題されるので数多く練習して慣れておきましょう。
基本単語を書かせる問題から、読解問題、並び替え、和文英訳問題とバランスよく出題されていました。読解の問題は教科書の和訳の理解とQ&Aを英語で答えられるようにしておくことが必須でした。並び替え問題は練習を積み重ねている生徒は難なく正解できました。大問11、12は和文英訳でしたので、難易度が高めだと思われます。
方程式の利用の分野はワークからの出題が主となりました。難問もありましたので、ワークで解いていれば容易に解答出来ましたが、初見で解くと難易度が高く感じられたと思われます。角度の問題は用語を問う問題が出題されました。基礎計算の練習と同様に用語の確認も必須となります。大問8で連立三元一次方程式の問題が出題されました。こちらはワークで対応可能でした。
生物分野は用語の暗記が中心となり、得点しやすかった試験でした。地学分野は湿度や飽和水蒸気量の計算問題が多数出題されました。計算自体は標準的でしたが、慣れていないと計算ミスをしてしまう生徒も多くいました。計算問題は単純なものが多く出題されますので、各単元の計算問題は必ず練習しておきましょう。
基本用語を問う問題が中心だったので、暗記にどれだけ時間が割けたかで差がつきました。一部記述の問題も出題されておりましたが、一問一答的なお決まりの記述でしたので、暗記で対応できました。雨温図の問題が出題されておりましたので、ワークや教科書で確認をしておくことも重要です。