短歌や古典の問題は、空所補充や現代語訳から答えさせる問題があり、短歌と現代語訳、注釈の暗記ができている生徒は高得点が取れました。また、古典知識も漏れなく目を通しておきましょう。現代文の問題はワークからと初見問題が出題されました。ワークの反復だけでなく、類似問題に取り組んでおくことで応用問題にも対応できるようになります。
リスニングではディクテーション問題が出題されています。ワークを繰り返すだけでなく、教科書を声に出して読む訓練をすると良いでしょう。長文読解は初見のものもあり、解き慣れていない生徒は苦戦を強いられたように思います。大問11と12の条件英作文、和文英訳問題は教科書の重要表現とワークからの出題でしたので、難易度が高めではありますが、反復練習することで高得点が狙えました。
埼玉県の公立高校の入試問題に形式が似ており、各大問(1)(2)の解答を使って次の問題を解く形式なので、高得点を狙う生徒はその手前でミスをしないことがポイントとなりました。応用問題はワークのC問題から出題されているので、必ず事前に解いておきましょう。用語の意味を問う問題も出題されているので、落とさないように注意しましょう。
消化、呼吸、血液の循環、中枢神経といった生物分野は一問一答的な問題が中心だったので、比較的点数が取りやすかったと思われます。基本事項はワークを繰り返し解くことで対応できました。地学分野(天気)は圧力の計算、湿度の計算が出題されました。圧力の計算問題は(1)で計算した数値を使って(2)(3)を解く形式のため、ミスが内容に注意が必要でした。日頃から計算練習をしておきましょう。
地理分野のみの出題となりました。7割は基本的な用語を問う問題(山脈や平野の名前など)でしたが、漢字指定があるので難易度は標準的であったと思われます。2割ほど資料読み取りの問題があり、苦戦を強いられた生徒が多かったです。教科書だけではなく、学校の授業中に配布されたプリントまで目を通しておきましょう。