記号問題で50点は取れる非常に簡単なテストでした。漢字や文学史の知識問題も入れると75点は取れますので、暗記系は早めに勉強しておきましょう。古典の範囲は教科書の現代語訳や脚注の用語などの知識も問われるので、教科書の暗記と現代語訳がすらすら言えるようになるまで仕上げておくと良いでしょう。
教科書の単語、熟語、本文とQ&Aからの出題が中心となりました。特に英問英答は事前に答えを作っておけるので対策がしやすかった反面、教科書の暗記に時間が割けなかった生徒は苦戦を強いられたように思います。また英作文は県立高校の入試問題に似ており、かつ本文から抜き出して記述することができないため、慣れていないと難しいです。日頃から英作文の練習をしておきましょう。
35点分が1・2年生の復習範囲となりました。公立高校の大問1のような形式で全問正解したい問題ばかりでした。大問3は相似条件をそのまま記述する問題でしたので、こちらも確実に正解しておきたいです。二次関数の応用問題では解答が分数になる点、相似の証明問題は内角の輪が180度になることを利用しなければならず、やや難しかったと言えます。
力学的エネルギーと仕事の計算問題が中心となりました。また、中1・2年生の復習範囲である、オームの法則なども出題されています。ワークであらかじめ範囲がしてされているので、満遍なく勉強できていた生徒は高得点が取れました。計算問題が多めだったため、日頃から計算の練習をしておく必要がありました。バネばかりのN値の変化を示すグラフを書く問題は慣れていない生徒は難しかったと思われます。
大問が12まであり問題数が非常に多い試験でした。そのため、一問当たりの配点も低く、難易度による差は出なかったように思われます。憲法前文の穴埋め問題(選択式)が20点分出題されましたので、キーワードとなる用語は押さえておきたいです。学校のワークを3周以上繰り返して、答えを暗記してしまった方が高得点につながりました。