問題形式は大問1と2が漢字の読み・書き、大問3が「少年の日の思い出」の読解問題、大問4が「言葉を持つ鳥シジュウカラ」の読解問題、大問5が「蓬莱の玉の枝」の読解問題、大問6が「今に生きる言葉」の読解問題となっております。また別のテスト用紙では「接続語・指示語」、「品詞の識別」がテスト問題となっております。事前に試験範囲として提示されていた「少年の日の思い出」は文章量こそ多いものの、記号問題が多く、内容的にも難しくありませんでした。どちらかと言うと「蓬莱の玉の枝」、「今に生きる言葉」、「言葉を持つ鳥シジュウカラ」といった復習問題の方が、内容的にも難しく、学年末テストの試験範囲表に過去に学習したどの単元から出題されるか提示されていなかったため、単元を絞ってテスト対策をすることが難しかったと思います。また文法問題は配点が低いとはいえ、品詞をしっかりと理解していないと点数を大きく落とす原因となるため、それぞれの品詞がどういった特徴を持っているのかを覚え、問題を多く解くことがおすすめです。
図形分野を中心に、既習分野の復習問題も含めた、まさに「学年末テスト」といった内容のテストでした。難易度としては、一部オリジナルの問題も見られますが、基本的にはワーク教科書レベルの問題です。まずはワークをくり返し解いて解法を身につけるのと並行して、学校で配られる復習プリントもしっかり見直しておくことが大切です。
物理分野(力・光)・地学分野(地震)の2分野からの出題でした。どちらも大半は基礎~標準レベルで、用語や数字、計算方法をしっかりと身につけていれば正答しやすかったはずです。理科が苦手な子の場合、用語覚えや問題演習をどうしても後回しにしがちですが、今回の範囲こそわからない所は早目に質問して解決し、何度も問題演習を繰り返すことが高得点への鍵となります。
地理分野は単に用語を答えるのではなく、資料を読み取りその内容に該当する答えを導き出さなければなりません。しかし内容的に難易度が高く、なかなか高得点を獲得するのは難しいでしょう。歴史分野の問題はほとんどが一問一答形式となっています。地理分野で高得点をとることが難しい以上、内容的にも簡単な歴史分野で確実に点数をとっておきたいものです。歴史上の細かい点に関して問われている問題はなく、有名な用語を問う問題がほとんどなので、ワークを何周か行えば対策としては十分でしょう。