問題構成は以下の通りです。大問1は漢字の読み書き、大問2は文法問題、大問3は熟語の構成、大問4は「世界はうつくしいと」の読解問題、大問5は「握手」の読解問題、大問6が「学びて時に之を習ふ」の読解問題となっております。大問1・3の漢字と熟語は、事前に範囲が告知されているので、問題ないでしょう。大問2の文法は復習問題なので、苦手分野を自覚して、対策をしていくことが求められます。大問4は平均レベルのため、ワークを繰り返し勉強して入れば大丈夫です。大問5の「握手」は記述問題でいかに部分点を獲得するかが鍵となります。大問6の漢文は訓読文から書き下し文に、書き下し文から訓読文に書き換えられるようルールをしっかりと理解しておくことが必要です。また、訓読文から現代語訳が分かるように覚えておくと良いでしょう。
リスニング、教科書の本文、初見の長文、作文等が出題されています。文法問題が出題されておらず、得点源になる問題は、教科書の内容と作文です。80点以上を目指すのであれば、初見の問題を解けるようにしておく必要があります。
教科書の内容は、本文の文章を並べかえる問題、会話表現等が出題されています。特に会話表現は、そのまま出題されているので必ず暗記してテストに臨みましょう。初見の長文は、要約の穴埋め問題がほとんどです。穴の前後の内容をしっかりと読み取り、本文からその部分を見つける必要があります。普段から英文を訳す練習をしていればスムーズに解くことができるでしょう。作文は、事前に提示されています。しっかりと正解できるように、何度も練習しましょう。
大問1は普段通り1,2年生の復習が出題されていました。ワークと似た内容の問題は多数出題されていますが、どれもアレンジが加えてありワークの問題を暗記しているだけでは解けず、しっかりと解法や式の意味などを理解している必要があります。また、記述問題も多いため、ワーク教科書等で演習を重ねておくことが重要であると感じました。
イオン・天体をメインとしつつ、電気回路や気象など広い範囲からの出題でした。問題製作者の先生が2人いらっしゃるようで、配点の多い方の先生の作成問題は全体的に難易度が高めです。事前の対策をしっかりとおこないつつ、テスト本番では正答できそうな問題から集中して点数を取りに行く、といった戦術も必要でしょう。事前に生徒が作成する予想問題からも大問で1つ出題されているので、そちらは難易度は高めではありますが、質問するなどしてしっかり正答できるように準備することが大切です。
歴史分野に関しては、「よくわかる社会の学習」というワークから資料がたくさん引用されています。また、問題もこのワークと同じものが多く出題されているため、ワークを完璧に仕上げておくことが必須です。つまり、ワークをしっかりと仕上げれば、高得点を確実に獲得できるでしょう。
一方、公民分野では、ワークから出題される問題はほとんどありません。公民の問題は、資料の引用ではなく、一問一答形式で出題されています。しかし、だからといってワークを使用して勉強しなくても良いというわけではありません。公民の内容をしっかり理解するためには、ワークを使ってアウトプットすることが重要です。そのため、歴史分野と同じ勉強方法で問題ないと思われます。