漢字や漢文の書き下し文の問題など、知識問題をどれだけ詰められたかが点数に大きく影響を与えました。大問1は握手の読解問題で、記述問題が2題ありました。しかし、配点が小さいので、差が大きく開くことはなかったように思います。文法問題は復習範囲からの出題がほとんどで、対策が疎かになっていた生徒は大きく点数を落としていました。漢字などは事前に先生から提示があるので、満遍なくやっておきましょう。
リスニングは簡単、文法問題は標準、読解問題は一部難しいとうバランスの良い出題がされていました。リスニング問題では電車の乗り換えの内容が出ておりました。教科書の単元と単元の間のページなので、対策が漏れてしまいがちです。隅々まで勉強をしておきましょう。文法は並び替えが中心ですが、ワークやその他の問題集で反復練習をしておけば容易です。高得点を狙うには英問英答に慣れておく必要があります。
計算問題が多く出題され、基本的な計算をおさえていれば6割は取れる基礎的なテストでした。二次方程式の利用問題は応用的な内容でしたが、ワークのC問題が理解できていれば対応できる難易度でした。最後の思考力が問われる数の性質・二次方程式の混合問題は最高難易度のでした。大問1は範囲関係なく基礎計算力を問う計算問題なので、計算練習は日頃からやっておく必要があります。
主な単元はイオンと遺伝、細胞分裂の様子でした。イオンの範囲は問題数も多く、ほとんど記述問題であったため、難易度が高めであったと思われます。遺伝の範囲は基本的な用語を問う問題が中心で、比較的得点しやすかったです。総まとめ問題集の中からは光の性質、バネばかりの問題、地震と地層が出題されました。基本的な問題ではありましたが、復習をしっかりしておかないと高得点は難しいです。
埼玉県の入試問題に似た形式で出題されていました。問われる用語がやや難しめでワークなどで反復して練習が必要です。記述問題の割合も多く、資料の読み取りと背景知識をもとに記述しなければならないため、こちらも難しい問題でした。基本的な用語のインプットが終わったら、実践的な問題で練習を重ねる必要があります。