あらかじめ出題される内容が分かっている漢字・文法などの知識問題は、比較的安易な問題でした。さらに、長文問題の選択式の問題に関しても、学校の授業で触れられた内容・教科書本文の内容をしっかり暗記・理解できていれば、難なく解けるテストとなりました。ただし、各長文の後半に出てくる‟説明しなさい”問題は、内容理解に加えて自分の考えを分にする力・要約力が必要なため、いかに問題に対して的確に答えられるかが、高得点を得るためのカギとなります。
前回のテストに比べ、選択式の問題が増え、知識を問われる問題が多くなりました。依然として、直前に配布される"暗記プリント”からある程度の単語や表現がそのまま出題されるため、完璧に暗記したうえでテストに臨むことが必須となります。また、数は減りましたが、今回も初見の長文が出題されました。高得点を取るためには、日ごろからしっかりとした長文対策が必要となります。
全体的にみると、教科書やワーク、学校の授業で取り扱っている問題の解き方が定着していれば点数が取れる問題となっています。
しかし、今回は、連立方程式の利用(文章題)と一次関数という分野でテストが構成されており、それぞれ数学的に深い思考が必要な問題も出題されていたため、高得点を目指すには、教科書やワーク以外に、応用問題への解き慣れが必要です。
難問はなく、ほぼ全て基礎知識を問う問題でしたが、出題範囲が広く、問題数も全部で90問以上と、かなり問題量が多く、そのほとんどが記述のため、思い出しながら書いていると時間が足りなくなります。
テスト対策としては、しっかり知識を定着させつつ何度も練習問題を解き、ためらわず正答できるように練習する必要があります。
記述式の問題が多いため、範囲内のどの事項に関しても、詳細にまとまった知識と、さらにはそれらをしっかり説明できるレベルにいなければ、とても難しく感じてしまうテストとなっています。ただ単に単語を覚えるだけ(点)でなく、周辺の知識(線でつなぐ)をつけてテストに臨むことが、高得点を得るための絶対条件となります。