2024.10.25
家庭教師がいるから勉強しない理由#115
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「家庭教師がいるから勉強しない理由」についてお話しします。
多くの家庭で、個別に指導をしてくれる家庭教師を頼むことは、子どもの学力向上に期待をかける大きな一歩です。
しかし、家庭教師がいるにも関わらず、思うように勉強が進まないと感じることはないでしょうか?
それにはいくつかの理由があります。
まず一つ目は、「依存心が強まる」という点です。
家庭教師がいることで、子どもが「自分で考える力」を育てる機会を逃してしまうことがあります。
常にそばにいる家庭教師に質問すれば答えが返ってくるため、子どもは自分で解決しようとする力を発揮しなくなる場合があるのです。
このような状態では、学力が本質的に伸びにくくなります。
学習塾や自習室では、あえて講師が離れた位置にいて、自ら考えさせる機会を増やすことが重要です。
埼玉県の多くの学習塾では、自習室での「自力での学習」をサポートする環境を整えているため、こうした場所を利用することも一つの対策です。
次に、「学習の目的が曖昧になる」ことです。
家庭教師が来ていると、子ども自身が「教えてもらうこと」を目的にしてしまいがちです。
しかし、学習の最終的な目標は、知識を身につけ、それを自分のものとして活用することにあります。
つまり、家庭教師がいない時間でも勉強に取り組む自主性が大切なのです。
学習塾や自習室では、子どもが自主的に課題を設定し、進めていく力を養うことができます。
自分で学び、自分で結果を出す力をつけることが、長期的には家庭教師以上に効果を発揮します。
最後に、「学習の習慣づけ」が不足している可能性もあります。
家庭教師の指導時間だけが学習の時間となってしまうと、それ以外の時間で勉強に取り組む習慣が身につかないことがあります。
塾や自習室の利用を組み合わせることで、家庭教師がいない時間帯でも学習習慣を身につけることができます。
家庭教師は確かに効果的なサポートですが、依存せず、子ども自身が主体的に学ぶ力を育てることが成功の鍵です。
学習塾や自習室の利用も視野に入れつつ、学習習慣を整える環境を整えてあげてください。