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2024.09.23

忘却曲線と受験勉強

#91

80点以上お断りのテントル熱血塾長です!

さて今回は、「忘却曲線と受験勉強」についてお話しします。

 

受験勉強において一度覚えたはずの内容を、時間が経つと忘れてしまうことは誰もが経験することではないでしょうか。

その理由を科学的に説明してくれるのが「忘却曲線」という概念です。

この忘却曲線を理解し、効果的な学習方法を取り入れることで、記憶の定着率を上げることができます。

 

まず、忘却曲線とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した、時間の経過とともに人間が記憶を忘れていく割合を示す曲線です。この曲線によれば、何も復習をしない場合、1日後には約70%、1週間後には約80%の内容を忘れてしまうと言われています。

つまり、勉強したことを忘れずに身につけるためには、定期的な復習が不可欠なのです。

 

そこで、学習塾や埼玉県にある自習室を活用する際に意識したいのが、「復習のタイミング」です。復習は、1回目は24時間以内に、2回目は1週間後、3回目は1か月後というように、間隔をあけて繰り返すことで記憶の定着率が高まります。

これは「スパイラル学習」とも呼ばれ、学習内容を何度も反復することで、脳に記憶を定着させる効果が期待できるのです。

 

また、受験勉強においては、短時間で集中して取り組むことも重要です。

ダラダラと長時間勉強するのではなく、集中力が持続する20〜30分間の「ポモドーロ・テクニック」を取り入れると効率的です。

このテクニックは短い時間で集中して学習し、その後に5〜10分の休憩を挟むことで、記憶の定着と効率的な学習をサポートします。

 

さらに、忘却を防ぐためにはアウトプットも欠かせません。

人はインプットだけでは定着しにくい傾向があります。

例えば、学習塾や自習室で学んだ内容を家族に説明したり、友達と問題を出し合ったりすることで、学んだことを実際に使う機会を増やすことが大切です。

このアウトプットの過程を繰り返すことで、学習内容はより深く記憶に刻まれます。

 

最後に、学習塾や自習室を効果的に利用しながら、この忘却曲線を意識した学習を続けることで、受験勉強の成果を最大限に引き出すことができます。

忘れることを恐れずに、計画的に復習する習慣を身につけていきましょう。勉強の積み重ねが、必ず結果に繋がります。

一緒に頑張りましょう!

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