長文読解は一般的な問題が多いですが、「人物相関図を書きなさい」といった特殊な問題も出るので、学校のワークを繰り返し解くだけでは十分な対策とは言えません。学校の授業で先生が話した内容、ノートやプリントの内容をしっかりと復習し臨めば高得点を狙うことが出来ます。
難易度は標準より少し難し目の印象です。ワークと同様の形式で出題されている問題が多いですが、応用問題の中に会話形式の問題やワークとは少し違う形式の問題などが出ているため、ワーク等で繰り返し演習し、理解度を深めていることが大事です。
メインは化学分野で、並行して進んでいる地学分野からも出題ありました。難易度は高くありませんが、問題量が多いため知識問題を思い出しながら答えていると時間が足りなくなってしまいます。一問一答形式の問題や総合問題をくり返し、用語の暗記と同時に、問題への正答力も養い、正確に即答できるように準備を整えておくことが大切です。
歴史分野は古代文明から主に出題されました。馴染みがあまりなく、イメージが湧きにくい単元ではあります。ただしあまり資料からの出題ではなかったので、そこまで問題自体は難しくはありませんでした。地理分野は資料読み取り問題が多く出題されており、ほとんどが記述問題のため、難易度は高めです。地理分野に関してはワークやプリントを通して反復練習が必要です。