文章量が多く、また作文問題も出題されているため、テスト本番で読解しながら解答していては時間が足りなくなってしまうでしょう。漢字や文法問題など短時間で解答できるものは、即座に正答できるように何度も練習しておくことが大切です。また、授業中のノートやプリントを隅から隅まで丸暗記するくらい復習しておくことで、文章読解でも時間をかけずに正答できるようになるでしょう。
全体的には簡易~標準のレベル帯の問題ばかりでした。図形問題や確率・復習問題は、スラスラ解けるようにワークやプリントを何度も繰り返すことが大切です。証明問題も標準的なレベルなので、しっかり証明を書いて答える練習をして添削してもらうことが大切です。証明問題が本当に苦手な場合には、まずは証明の穴埋め問題を繰り返しつつ、証明の流れ(テンプレート)を身につけるところから始めましょう。
範囲は広めですが、一貫性はあるので取り組みやすくはあったと思います。1つ1つの分野の用語をしっかり憶えつつ、必ず様々な問題を解いて「正答力」を身につけておくことが高得点の鍵となります。どちらの分野もイメージしづらいところがあるため、教科書を読んだり先生に質問したり、あるいは動画で映像を見ながら勉強すると身に付きやすいと思います。
範囲は広めですが、基本的な事項を問われる問題が多数でした。そのため、歴史では習った内容を時系列にまとめて流れを把握する、地理では自分で各地方の白地図に地理事項を書き入れて整理すると効率的に憶えられるでしょう。できるだけ学校で習ったらすぐにまとめ、テスト前には様々な問題を繰り返すことで、色々な問題形式に慣れることが大切です。最近のトレンドとして図表を見て考えを答えさせる問題が増えているため、教科書や資料集の図表に目を通しておくことも必要です。