問われている内容は平均レベルです。しかし今回は今までとは違い問題数が多く、記述問題で時間を多く取られるため、高得点をとるにはどの問題にどれだけの時間を割くかを計算しながら解くことが必要となります。それを怠るとどの問題も中途半端になってしまい、結果的に点数を落とすことになるでしょう。
全体的に難問は少なく、授業中に集中して解説を聞いていれば平均点くらいまではたやすく達する構成です。とはいえ、高得点を狙うためには、事前にワークや教科書の問題を繰り返し、素早く正確に答えられるように練習を重ねることが大切です。関数は用語が大切なので、意味の把握があいまいな言葉を見つけたらすぐに調べてしっかり憶えておくことも重要です。
難問は多くありませんが、複数分野にまたがる出題構成なので、事前の対策がしづらかったかもしれません。二人の担当の先生がそれぞれ別々にテストを作成されているので、勉強する側も「別の科目」と割り切って、それぞれの分野を並行して対策を進める必要があります。またテスト直前に大慌てで対策をしても混乱のもとになってしまうので、授業の度に復習するなど早め早めのテスト対策を心がけることが重要です。
地理分野から30点分、歴史分野から70点分出題されています。どちらもワークや教科書に沿った内容から出題が多くされているため、やるべきことをやれていれば高得点はとれるでしょう。試験前に配布されたプリントを確認して、ワークの問題を完璧にできる状態にすることができれば十分点数はとれます。