問題構成は大問1・2が漢字関連の問題、大問3はこれまでに学習した教材の読解問題、大問4は「最後の晩餐」の読解問題、大問5が「最後の晩餐」の文章構成に関する問題、大問6が「平家物語」の知識問題となっています。大問1~4までは基礎的な問題がほとんどとなっているため、点数を大きく落とすということはあまりないでしょう。しかし大問5・6は学校の授業内で詳しく説明されているもので、定期テストの問題としては珍しい形式となっているため、授業をよく聞き、ノートやプリントを見直すといったことをしないと点数を落とすことになるでしょう。
範囲にもあるように、2年生における既習分野から満遍なく出題されています。とはいえ、図形問題が主にはなっていますので、テスト対策としては「2学期末テスト以降に習った内容」を中心に復習しておくことが最優先ではあります。授業で配られたプリントや問題集をくり返しやって、素早く正答できるレベルになっておくことが大切です。
苦手とする子が多い「電流回路・電流と磁界」の分野からの出題でした。とはいえ、難易度は基礎~標準問題が大半であり、この分野のテストとしては比較的点数をとりやすい内容でした。まずはノート等で解法を確認しつつ、ワークや様々な問題集で練習しておくことが非常に重要です。
大問1は北海道地方から近畿地方までの島・山脈・盆地・半島・湾・平野・岬などの地名を日本地図から読み取る問題や雨温図から土地を当てるといった問題が出題されました。有名な場所の地名を理解するとともに、各地の気候を覚えておくとよいでしょう。大問2は試験範囲の各地方の様々なことがらについて問われています。各地方の特徴について細かく理解していなと選択問題が多いとはいえ解くのが難しいでしょう。大問3から7に関しては、各地方に関してそれぞれ出題されていますが、内容的には平易なので勉強をしっかりと事前に行なっていれば解けると思われます。全体のなかでいうと大問2でどれだけ点数を落とさないかが高得点の鍵といえるでしょう。