問われている内容は平均レベルの問題です。しかし、問題数が多く、解く際に時間を要する問題も多いので、時間配分に気を配る必要があるでしょう。大門中は、漢字が出題されないため、漢字で点数を稼ぐことができません。よって別の暗記事項である和歌で今回はしっかりと点数を稼ぐことが必要でいた。
バランスの良い問題構成ではありましたが、計算問題が易問とは言い切れず、誤答してしまう子もいたかもしれません。入試に向けて「このレベルの計算問題はしっかりとできるように」という先生からのメッセージにも感じます。その他の問題では思考力を問う問題が見られ、そちらに時間を使う分、ワーク・教科書レベルの典型問題は難なく即答できるよう事前の練習が鍵を握ります。
小問集合で語句問題が出題されているので、暗記が必須です。実験に関する問題はよくある実験内容が出題されているので、ワーク等で確認をしておくことが重要となります。計算問題は標準の難易度のものが多いため、繰り返し演習を行うことで得点源にしやすいと思われます。
ほとんどがワーク・教科書・プリントから大きくそれていない簡単な問題が多かったです。内容は戦後の歴史から現代にかけての問題と、公民は日本国憲法に関しての問題でした。前回と比較して資料に関連する問題も多くはないので、基本を押さえておけば高得点が狙える問題でした。