問題の難易度は高くないのですが、問題数が非常に多い上に、県立入試形式の作文問題もあるため、1問1問に時間を使えません。教科書本文の穴埋め問題や作者の名前など、暗記ものはすぐに思い出せるように何度も教科書を読みこんでおきましょう。また、出題傾向として、学校の授業で触れられている箇所ばかりが出題されるため、授業のノートに関しては『丸暗記』するつもりで何度も復習する必要があります。
文法としては「比較」「受動態」が中心でした。整序文問題が多いので、英文の構造を理解するために、何度も問題集等で練習することが大切です。また、教科書本文がそのまま出題され、一部では本文の穴埋め問題もあるので、事前に教科書本文を何度も音読するなどして、しっかり本文を憶えておくことが必要です。問題数や難易度は平均的なので、事前の準備がしっかりできていれば高得点は難しくないと思われます。
簡易問題が14%となっていますが、そうとはいっても単純明快な問題ではなく、一捻りが加えられています。そのため、難問自体は少ないとはいえ、全体的に、テスト範囲の内容をしっかり理解できていないと得点がしづらい問題構成でした。用語の意味や公式、解法をしっかり身につけつつ、学校の問題集を中心に問題に慣れておく必要があります。
すべて、苦手な子が多い電気の分野だったため、問題の難易度に関わらず点数がとりにくかったという人も少なくなかったかもしれません。ただし、難易度としては平易な問題が多かったので、しっかり基礎を身につけていれば高得点が狙えたテストでした。基礎的な知識を憶えたうえで、問題集などで範囲内の内容を満遍なく練習することが大切です。
テスト範囲が広く、特に地理は九州・沖縄地方~関東地方が満遍なく出題されました。そのため、事前のテスト勉強は要領よく全体を横断して憶える必要があります。問題自体は平易なものが多いのですが、知識問題が多いため、「憶えていないと全く点数をとれない」という恐れがあります。テスト直前だけでなく、日ごろから授業後すぐに復習する習慣を身につけることでテスト前の対策が楽になるでしょう。