「世界はうつくしいと」と「握手」は基本的な問題が多いので、対策をしっかりすれば大丈夫です。大問3で実力問題が16点分出題されています。学校の内容だけでなく、国語の読解力も日頃から鍛える必要があります。漢字は指定された範囲から出題されていますが、なかでも書きにくく難しい問題が出題されているので、テスト前に漢字の全範囲を書けるようにしておいた方がいいでしょう。作文は埼玉県公立入試に似た形式で出題されております。少しでも注意されていることから逸脱すると大幅に減点されてしまうので、型を定着させていくことが点数アップにつながります。
文法問題で2択から正しい方の記号を選ぶ問題は日本語を参考にしながら解けば大丈夫ですが、和文から英文を適する順番に並べる問題は完答で点数がもらえるので、主語や動詞をしっかり確認することが大事です。また、空欄補充の問題は日本語があるとはいうものの、英文を丸暗記していないと厳しい問題もいくつかあるので、ワークで練習しておくといいでしょう。長文問題は教科書内容のものと、実力問題から出題されております。実力問題の難易度はやはり教科書本文の内容と比べると難しいので、普段から少しずつでも長文に触れておくのがよいと思われます。
易から難までバランスのとれた問題構成でした。素直な計算問題が多く、丁寧に正確に解けば高得点が期待できたと思います。展開・因数分解で数問難しめの問題がありましたが、それでも教科書・ワークレベルです。事前にワーク教科書を何度も繰り返すことが非常に大切です。
『電流と磁界』『静電気』『生殖』『遺伝(一部)』に、1年の復習問題も加わり、幅広い範囲からの出題となりました。1問1問は標準レベルの問題ですので答えにくいわけではありませんが、問題数が多いため、のんびり答えているわけにはいきません。問題を読んですぐに正答できるように、事前に問題集を繰り返して知識や解き方を定着させることが大切です。
範囲内の最重要語句を問われる問題から、周辺知識を問われる問題まで幅広い難易度でした。歴史からのみの出題だったので、テスト勉強は取り組みやすかったと思います。範囲の時代全体の把握と同時に、大きな出来事を中心にその背景やその後の影響をまとめ、その出来事同士をつなげるかたちで全体を把握するとイメージしやすいでしょう。