出題単元が中間テストよりも簡単だったため、前回よりは解きやすい問題でした。「人工知能」「三大和歌集」「初恋」などでは、記述問題が多くを占めますが、基本的な問題がほとんどなので、最後の作文問題までの時間配分を考慮に入れて解けば、高得点を狙えるでしょう。
リスニング、文法、教科書の本文、初見の長文、作文など万遍なく出題されます。文法問題は、3年生ということもあり復習問題が含まれてはいますが、受験勉強を行っていれば問題なく解ける問題です。文法の問題が約50点分出題されています。リスニングの問題もあるので、長文に関する問題より文法問題のほうが比率は高いです。まずは、文法を最優先で練習していくと英語の点数は安定してくるでしょう。教科書の長文は、本文穴埋めや内容に関する問題が出題されています。本文を1人で全部訳せるように練習すれば問題なく解けるでしょう。初見の長文は、内容に関する問題はもちろんのこと、前後のつながりに合う様に空欄補充していく問題が出題されます。これは、選択肢の英文を訳せること、空欄の前後を訳すこと。これらができるようになれば解ける問題になっています。作文は、テスト範囲の文法を使用するので、やはり文法の練習が必須になってきます。
相似分野からの出題となりました。おおよそ標準的な典型問題ばかりのため、ワーク・教科書をしっかりとやり込んでいれば問題なく8割以上はとれる難易度でした。対策としては、とにかくワークを繰り返し解くことで分野内の様々な問題パターンの解法を身につけることが第一です。その際に解答・解説を読んでも理解できない問題があった場合には必ず誰かに解説してもらうことが大切です。また大問1では公立入試と同様に基礎計算の復習問題も出題されています。この時期は入試対策と並行して取り組んでいるので問題ないと思いますが、万が一間違えていたものがあった場合にはしっかりと復習しておきましょう。
物理の『力』『物体の運動』からの出題でした。全体的には標準レベルの問題ばかりでしたが、少し見慣れない「その場で考えさせる」という意図を感じる問題もありました。また速さの計算問題では単位変換も必要となり、問題を良く見ておかないと不正解になりえてしまいます。問題数は少なくありませんが、出来る限り素早く解答ししっかりと見直しをすることも大切です。事前の対策としてはワーク・教科書を徹底的にやり込んでおくことが第一です。
歴史分野と公民分野の両方から出題されました。歴史分野は平安時代に関しての出題で、公民分野は人権・国会・内閣などからの出題でした。いつも通り、学校指定の勉強アプリ「キュビナ」を何度も繰り返し行い、満点を取れるまで復習すれば満点を狙えるでしょう。