試験の構成は次の通りです。大問1は「握手」の読解問題、大問2は文法問題、大問3は説明文の初見問題、大問4は漢字の読み書き、大問5は「学びて時に之を習ふ(漢文)」の読解問題です。試験範囲表には「作文」が出題される予定でしたが、直前に学校の先生から出題しないと告知されたため、時間配分に余裕ができるはずです。
大問1の「握手」は平均的な難易度の問題です。事前に準備をしていれば、十分に対応できるでしょう。
大問2の文法問題は、幅広い単元から出題されているため、事前に配布されたプリントを全問正解できるように、根本的な理解ができていないと、大きく点数を落とす可能性があります。
大問3の初見問題では、問4の記述問題が少し難しいと感じる人も多いでしょう。この問題は、指定された語句を用いて50字以内で説明する内容です。ここで時間を使いすぎないように注意することが必要です。他の読解問題はそれほど難しくないので、確実に得点を取りたい部分です。
大問4の漢字問題は、確実に点数を取れる分野です。テスト前に何度も練習しておくことで、失点を避けることができます。
最後に、大問5の漢文問題では、現代語訳の理解や書き下し文への変換が求められます。ワークや練習問題を通して、漢文に慣れておくことが重要です。
リスニング、文法、教科書の本文、単語・熟語、初見の長文、作文など、様々な分野から満遍なく出題されます。特に文法では、並べ替え問題や同じ意味になるように言い換える問題などが出題されるため、これらの問題に対応できるように練習しましょう。80点以上を目指すなら、文法問題は満点を狙いたいところです。
教科書の本文に関する問題は、内容把握、本文の穴埋め、英語の質問に英語で答える問題が出題されます。内容把握と穴埋め問題については、事前に教科書を何度も読み込んでおけば解答に問題はないでしょう。英語の質問に英語で答える問題に関しては、学校で配布されているプリントに類似問題があるので、それを使って対策するのが良い方法です。
初見の長文問題では、要約の穴埋めが出題されます。穴の前後の内容をしっかりと理解し、本文から適切な内容を見つけることが重要です。ただし、文章自体はそれほど長くないので、落ち着いて解答することがポイントです。
作文に関しては、事前に提示された内容をしっかりと暗記し、何度も練習して正確に書けるようにしましょう。
今回のテストは、計算問題が大半を占める構成となっていました。そのため、計算練習を十分に行うことが重要でした。テストでは、多くの問題がワークブック(練習帳)から出題されており、特に最後の方の問題もワークブックの類題が多く見られました。そのため、ワークブックを繰り返し学習することで、高得点を狙いやすいテストだったと言えます。
中3の生物分野がすべてテスト範囲となりました。分野の性格的にも、問題の難易度的にも、点数はとりやすいテストになっています。ただし、紛らわしい用語が多いのがこの分野の特徴でもあるため、一問一答形式で用語を憶えるだけではなく、様々な形式の問題を数多く経験して細かな違いも理解できているようにしておくことが高得点の鍵となります。問題数は少なくありませんのでテスト中の時間配分には常に気を使っておくことも求められます。
資料から多くの問題が出題されています。一見すると難易度が高いように感じますが、事前のテスト勉強で何度も練習していれば、高得点が期待できるでしょう。多くの問題はワークから出題されているため、ワークをしっかりと復習することが重要です。
「ワークだけでは心配だ」という方は、追加で演習問題を解き、問題に慣れることをおすすめします。これにより、さらに高得点を狙うことができます。
ただし、試験範囲は広いため、暗記力に自信がない方は特に、十分な準備期間を確保して勉強することが大切です。暗記には時間がかかるので、計画的に進めることで、試験当日に備えることができます。