論語や漢字は暗記した分がそのまま点数につながる、努力量が顕著に表れるテストでした。読解問題の記述は比較的オーソドックスな出題も多く、通常レベルの問題であると言えます。それゆえにワークの取り組み方の差がそのまま点数の差となる二極化が見られた問題でした。
先生の個性が強く出る試験で、対策が非常に難しいテストとなりました。事前に会話テストを行い、試験当日の10点分とする、公立高校の入試問題を改題しての出題、1・2年の範囲からランダムで出題する形式となり、平均点も著しく低いという傾向がみられました。教科書の勉強というよりは、北辰テストのような実力テスト対策をすると対応がしやすいのではないかと思われます。今後の動向を注意深く見ていく必要があります。
基礎計算が中心となったテストなので平均点も高く出ました。それゆえにケアレスミスが順位に大きく影響を与えました。最後の応用問題もワークからの出題となっており、事前の対策が取りやすかったと思います。100点取れる生徒も続出したことからどの問題も落とせないと言えます。
1・2年生の範囲からの出題もあり幅広く対策が必要なテストになりました。しかし、問題集からそのまま出題されていることもあり、取り組み次第では高得点が狙えました。化学反応式が選択問題として出題されていることから、その意味では簡単といえるものばかりでした。
漢字で書かせる問題が多数出題されており、漢字で書く努力が問われるテストとなりました。漢字が読めない、いつもひらがなで書く癖のある生徒にとっては非常に点数が取りづらかったと思います。しかし、問われている内容は一問一答形式なので決して難問とは言えません。日ごろから漢字で書く習慣をつけましょう。