漢字の問題は事前に範囲表でどこを勉強すれば良いか指定をされていますが、本番で出た漢字は難しい漢字がたくさん出題されていました。練習で8割程度書けたから安心といって油断すると足元をすくわれる難易度でした。「字のない葉書」や「敬語」などは比較的簡単な問題ですので、ワークを繰り返し解けば苦戦はしないでしょう。しかし「盆土産」に関してはワークよりも授業内で学習した内容からの出題が多くあり、聞かれている内容も少し癖が強い問題のため、ワークだけでなく、ノートやプリントの内容を丸暗記するくらい学習しておくことが必要となります。
リスニング、文法、教科書の長文、初見の長文、作文などまんべんなく出題されています。文法や作文は事前に対策することができたり、提示されたりしているので絶対に落としたくない問題になっています。初見の長文に関しては、英語の質問に英語で答えたり書き換え問題、TF問題など長文に関する幅広い力が必要です。これらは、直前でどうにかなることではないので日頃からの練習が必要になってくるでしょう。
難易度は標準の問題が多く、基本的にワークから出題されているため繰り返し演習する必要があります。語句問題も出題されているので暗記は必須です。完答で点数が入るものがいくつかあるため、問題をよく読み、問題形式にあわせて解答を行うことが大事です。
全体的には、典型問題が大半を占め、図もワーク等にあるものばかりなので、非常に答えやすい印象です。その分、化学式や基本用語など、暗記物をしっかり定着させていないと点数を落としてしまいます。また、化学反応式で応用問題が出題されているように、ただ反応式や実験結果を憶えるだけでなく、仕組みを理解しておくことも必要です。
地理分野からの出題になりました。関東、東北、北海道地方が主な内容で、一問一答といった問題はほとんどなく、資料・グラフ・図から関連して出題されているので、各地方で何が有名かをしっかり把握しておかないと、太刀打ちできない問題となっています。テスト直前に勉強することも必要ですが、日頃から様々な地方に目を向けることも大事です。