漢字、文法、説明文、物語文、詩、古文、俳句、と広範囲のジャンルからの出題でした。特筆すべきは、俳句の鑑賞文と古文が教科書外から出題されていることです。学校の授業をしっかり聞き、テスト前に配られる学校の先生のまとめプリントをしっかり学習しておくことが高得点をとるための鍵となります。
教科書本文の要約の文整序の他、初見の文章問題も出題されていました。また誤文指摘問題や和訳なしの語整序問題など、難易度が高い問題も少なくないため、英語が苦手な子にとっては点数をとりづらいテストでした。学校の授業をしっかり聞いてノートをとり、まずは英文法をしっかり身につけることが大切です。そのうえで英作文や整序問題に対応できるよう、英文を書く練習をしていきましょう。
問題量は決して多いわけではありませんが、後半に時間がかかる応用問題が集まっているため、前半の基礎問題は素早く確実に正答したいところです。特に大問1は基礎的な計算問題と確率の問題だったため、日ごろから中学校の範囲の計算を横断的に練習しておきましょう。また問題集や教科書の問題をしっかり解いておき、解法を身につけておくことが大切です。
中1・2年の範囲に関しては難易度の高い応用問題が出題されています。一方、中3の新出範囲に関しては範囲全体が幅広い難易度で多く出題されていました。問題数は標準的ですが、天体分野の問題など、慣れていないと1問1問に時間がかかる恐れがあるので、素早く正確に答えられるよう、学校のプリントを繰り返し演習しておきましょう。
歴史的分野の語句に関する問題は一問一答形式に準ずるものだったので、用語集をしっかり憶えていれば問題なく正答できるはずです。一方、公民分野は範囲が広く、テスト勉強の時間をかなり確保しておかないと高得点を狙いづらいかもしれません。まずは授業をしっかり聞いて、すぐに復習し、暗記事項を後に回さないことが大切です。テスト範囲が発表される2週間前には、それまで授業で習った内容の大半の用語を暗記している、という状態にしておきましょう。