前回同様、読解問題は学校の授業で触れた内容が中心の出題でした。ノート・プリントを丸暗記するほどに振り返りを行うことが必要です。市販の教科書ガイドや問題集では触れていない内容も多いため、授業をしっかり聞いて憶えているかが試されています。一方で、漢字やことわざなど、大量の暗記項目からの出題もあり、どれだけテスト勉強に時間をかけられたかが問われるテストでした。
出題傾向は前回同様です。問題数が多いため、前半の短答式の問題では即答できるよう、英単語や重要表現をしっかり憶えつつ、何度も問題集を繰り返しておくことが大切です。文章読解問題も3題分出題されているため、日ごろから英文を読み速読力をつける練習をしておく必要があります。英作文は、書いたら必ず誰かに添削してもらいましょう。
範囲内の多種多様な問題が出題されています。しかし、今回は範囲の特性上、単純な計算問題がないため、図形が苦手な人にとっては点数が稼ぎにくかったかもしれません。ワークや教科書で何度も問題を解き、様々な問題パターンに慣れておきましょう。
平均的に難易度は低めですが、「2分野分」「大問12まで」と、とにかく問題が多いテストでした。特に天体は出題範囲が教科書の順番通りではなく、とびとびになっていたので勉強しづらかったかもしれません。テスト範囲を逐一確認しながら、物理現象・天体現象の原因をしっかり捉えることが大切です。
ようやく出題範囲が公民分野に一本化されました。ただ、その分政治分野から経済分野まで広く、数多く出題されています。また、前回同様、制度や事象の背景・原因を述べされる問題が多く出題されているため、一問一答で憶えるだけでは高得点を狙えません。しっかり教科書を読みつつ、配布されたプリントを中心に学習することが大切です。