「人工知能」の読解問題自体は難しくはありませんでした。しかし「人工知能」に関して、都立一般入試に似せた作文問題が出題されています。時間配分に注意をしないと大幅に点数を落とすことになります。後半の「三大和歌集」に関しては詩の意味、作者、成立年代、文法事項などを細かく暗記しておくことが必要となります。
リスニング、文法、教科書の本文、初見の長文、作文など万遍なく出題されます。文法問題は、並べ替え問題がメインです。学校のワークの問題で練習すれば問題ないです。教科書の本文は、内容問題や英語の質問に英語で答える問題が多いです。質問の答えは本文中に記載されているので、しっかり訳し、理解できれば解ける問題です。初見の長文は、難易度は高くはありませんが、普段から長文に触れていなければ簡単には解けません。受験も控えているので、この問題がスムーズに解けないのであれば、基礎的な単語からやり直す、文法を復習するなどを行うと改善されていくと思います。作文は、条件作文なので条件にあうように使用する文法を選ぶ必要があります。これは、模試や入試でも必要なスキルになるので必ず身につけておきましょう。
相似分野の基礎から応用まで幅広い出題です。多くの問題はワークや教科書からの類似問題であるため、それらをしっかりとやり込んでいれば「見たことがある問題ばかり」と感じられるでしょう。問題数が多いため、事前に解法をしっかりと身につけておくことが大切です。これまでの復習問題も20点弱出題されていますが、これまで入試用の対策をしっかりとしていれば問題ないレベルのはずです。
復習問題では、入試や模試における典型問題が出題されており、その意味では入試対策の腕試しにもなっています。メインの範囲はイオンでしたが、そちらは少し変わった問題も出題されており、学校の授業で触れた細かな内容をメモしておき憶えておくことが必要です。とはいえ、9割方は基礎~標準問題であり、ワークや教科書をしっかりやり込んでおくことが高得点の鍵となりました。
今回は日本国憲法・選挙制度・国会・内閣司法制度から出題されました。用語を答える問題はワークやプリントで対策を行なえば十分対応できる問題です。ただし、範囲が結構な広さのため、早めの対策を心がけないと間に合わない可能性があります。テスト範囲が発表されてから勉強するのではなく、学校の授業が進んだタイミングでワークを進めるといった同時進行で勉強することで、テスト前に慌てて対策をする必要がなくなるでしょう。