ワークからの出題が大部分を占めているので、第一優先はワークを何回も繰り返し解くことだと思います。注意ポイントは漢字が出題されないので、確実に点数が取れる問題がない分、漢文や読解の対策を念入りにしておくことが必要でした。
今回のテストの平均点は明言されていませんが、50点を下回っているそうです。教科書の文章は出題されているものの、問題にヒントが掲載されていたり、「この問題に時間をとられすぎないように。なるべくほかの問題を優先しなさい。」と記載されています。学年全体でこの問題の正答率はかなり低いようです。テスト勉強の際に、教科書の本文にあまり時間を割かず、他の問題に時間を費やすのも一つの作戦かもしれません。ただ、教科書の本文レベルが訳せなければ、初見の長文を解くことは厳しいので、最低限自力で本文訳をできるようにしましょう。
文法問題に関しては、得点源になりうるレベルです。ワークの熟語や語順トレーニングでの練習を重点的に行ってください。また、作文の問題が出題されていますが、事前に提示されているので必ず対策してテストに臨みましょう。
また、初見の文章が約30点分出題されています。この問題は、本文要約がメインで、基本的に文章中から探せば答えることができます。ただ、本文の単語をそのまま書いてしまうと不正解になってしまう問題があるので、これまでの文法の知識も必要です。
テスト期間のみで高得点を狙うのは難しいので、日頃から英語の文章に触れておくことが大切です。
大問1は今までの復習が出題されています。また今回の範囲の計算問題は標準的な難易度の問題が多い印象です。その他の問題も基本はワークがベースの問題が多いため、ワークを繰り返し演習していることが重要です。
物理・生物分野に加え、中1・2の復習問題が出題されています。範囲予告通りとはいえ、複数分野にまたがり、物理分野の範囲が広いため、テスト直前だけの対策ではどうしても時間が足りなくなる恐れがあります。普段を授業をしっかり聞くとともに、配布されるプリントをしっかりやって分からない問題があったらすぐに質問して解決する、といった普段の取り組みが問われています。
歴史分野と公民分野から出題されています。対策のポイントは学校で渡される一問一答のプリントを暗記することが必須です。また公民のワークは学校から支給されていますが、歴史のワークは支給されていないため、歴史に関しては、アウトプットの練習ができる教材がひとつあれば対策として有効でしょう。