一部50字前後の記述問題や高難易度問題がありました。しかし、高難易度とは言っても、学校の授業で触れている事項ではあるため、授業をしっかり聞きノートやプリントを復習しておけば難なく正答できます。一方で、教科書の文章が、全文に近い形で掲載されているため、テスト本番で答えの箇所を探しているのでは時間が足りなくなってしまう恐れがあります。ノートやプリントで触れられている箇所が、文章中のどの辺りかを把握してながら復習しましょう。
全体的に難易度はあまり高くない問題構成でした。一方で、日本語を参考にした適語補充が13問出題されるなど、『ただ英単語を暗記する』だけでは通用しないテストです。同様に、3人称単数のs/esを付ける問題も、3人称単数以外の主語も混ざっており、事前に3人称単数の見極めの練習をする必要があります。疑問詞を使った疑問文に対する条件英作文も出題されており、日ごろから英文を書き、添削をしてもらう習慣をつけておきましょう。
復習問題にあたる計算問題は比較的難しめの計算問題でした。日頃から既習範囲の内容を復習し練習しておきましょう。また、範囲内の用語の問題も出題されているので、教科書の用語を正確に憶えておく必要があります。また後半の応用問題は、初見で考えながら解く場合には苦戦することも考えられるため、学校の問題集で応用問題や発展問題まで繰り返し練習して、様々な問題パターンに慣れておくことが求められます。
総じて平均的な難易度の問題構成でした。用語や基礎知識、実験をしっかり復習して、ただ事項を暗記するだけではなく、「その現象がなぜ起こるのか」を理解できるようにしましょう。また、復習問題も出題されているので、問題集等で既習範囲も復習しておく必要があります。
地理は『狭く深く』、歴史は『広く浅く』といったイメージの出題傾向でした。また、いわゆる「難問」とまでは言えないまでも、ただ語句を憶えているだけでは正答できない問題が多く出題されていました。資料の読み取り問題にも時間を取られるため、用語はスムーズに思い出せるよう、事前に何度も繰り返し問題を解いておく必要があります。地理は自分で地図を書き、主要国と特色をまとめておきましょう。