学校の授業で触れていた小説文の構造を150字以内で説明させる問題が出題されるなど、初見では難易度の高い問題がありました。しかし、基本的には学校の授業で触れている内容のため、日ごろから授業を良く聞き、定期的に復習をしていれば高得点が望めるはずです。また、今回は漢字や文法の他、故事成語のような知識問題があるため、暗記ものもしっかり憶えておくことが必要でした。
和文英訳や整序文、英答問題など、前回前々回に比べて、問題が本格化してきました。穴埋めでの語形変化問題でも、三人称単数から過去形まで変化の幅が広くなり、これまで習った文法知識を総動員する必要があります。新出単語や重要表現を憶えるだけでは足りず、日ごろから英文を書く練習をすることが大切です。
難易度が高い問題が数問ありますが、全体的には平易な問題ばかりでした。用語の問題や基本作図など、まずは基礎的な知識やテクニックをしっかり身につけることが大切です。学校で使用している問題集自体がレベルの高いものなので、テストまでに何度もその問題集を繰り返して基礎から応用までの解法をしっかり身につけることが高得点につながります。
分野の特性から作図問題が数多く出題されていました。ワークや問題集を使っていろいろな作図問題に取り組み、光や力の特徴を抑えておくことが大切です。また、問題数が多いため、すばやく正答を書くことが求められます。範囲内の知識をしっかり憶えつつ、わからない事柄は質問するなどして疑問を解消して、知識をアウトプットする力が必要です。
地理分野も歴史分野も、基礎的知識から資料の読み取り問題まで幅広く出題されています。どちらが欠けても高得点は望めないため、知識の暗記だけでなく、教科書や資料集の資料に目を通し、その資料が何についてのものなのかを把握しておくことが大切です。また、問題数も多めであるため、1問1答式の問題ではすばやく答えを書き、資料の読み取り問題に時間を使えるよう、テスト中の戦術も重要となります。