文章問題に関しては、ワークと事前の予想問題からの出題が半分近くを占めています。漢字や文法問題も含めて、事前の準備をしっかりしていれば高得点は難しくないはずです。日頃から授業を良く聞き、こまめに漢字練習をしておき、テスト前にはワーク・予想問題を繰り返し解くことを習慣化させておくことが大切です。
疑問詞を使った疑問文を始めとした英作文が出題されているため、基本例文を何度も書いて正しい語順を身につけておくことが大切です。また、まだ英語の筆記テストに慣れていない場合にはピリオド・クエスチョンマーク、アルファベットや単語の書き方で減点されないよう、こちらも何度も実際に書いて練習することで減点を減らすことにつながります。
数学の用語から基礎計算、応用問題と幅広く、かつバランス良く出題されています。特異点としては「基準との差を用いた平均の出し方」と「負の数が使える良さ」という記述問題が出題されたことです。教科書で用語を憶え、問題集で計算練習・応用問題対策をしつつ、教科書の主体的学習のコーナーや授業での先生の話をしっかり振り返っておくことが必要です。
生物分野からの出題のため、大半の問題は知識問題でした。したがって事前に用語や植物・動物の名前を暗記していれば、大半の問題は容易に正答できます。しかし、一方で問題数は多く、しかも短文記述問題も少なくないため、「ただ用語を憶えている」だけでは高得点は望めません。用語はしっかり区別して憶えつつ、その用語を説明できるようにしておきましょう。
地理分野も歴史分野も、用語を憶えるだけでは高得点が望めず、歴史的事実の背景や影響、資料の読み取りなどの記述問題にもしっかり対策する必要があります。また、今回は時差の問題も出題されたため、実際に問題を解いて正答の出し方を練習しておくことも大切です。なお、漢字に厳しい採点基準のため、用語の漢字については何度も書いて正確に書けるようにしておく必要もあります。