知識、技能を問う問題の数が多いが、基本的な内容や暗記すれば解ける問題が多いです。配点でも大きなウェイトを占めているので、取りこぼしがないようにしたいです。記述問題は指定字数が多い問題が多く、時間配分にも気を配らないと時間内に終わらなくなるので、1問に時間をかけすぎないようにしないといけないでしょう。
過去進行形、過去形(be動詞、一般動詞)がメインの出題となっています。問題の後半で、和文英訳の問題が出題されているので、そこを解けるかが高得点の鍵となるでしょう。不規則変化動詞の過去形も問題としては少ないですが出題されているので、ポイントになります。過去形の問題に応じた使い分けをワークでしっかり練習しておく必要があるでしょう。
特異な点としては、平面図形に関する事項の言葉の問題が2割前後の配点を占めていたことでした。教科書や問題集で図形問題を解いて練習するだけではなく、言葉とその意味を正確に憶えておく必要がありました。図形問題自体はそこまで難易度は高くありませんが、作図問題を中心に「基礎問題にプラスアルファ」という感じで、ただ解き方・作図方法を知っているだけでは点数がとれません。ワーク・教科書だけでなく、様々な問題集でいろいろな問題に慣れておくことが高得点の鍵となります。
問題量が多い上に、文量の多い文章を読んで答える問題も出題されているため、制限時間がシビアだったかもしれません。1問1問は簡易~標準レベルの問題ばかりなので、時間配分に気を配って答えられるものから答えていきましょう。出題範囲も広いため、テスト前だけの勉強では決して足りません。日頃から習ったらすぐに復習するようにしておきましょう。
歴史と地理がバランスよく出題されています。どちらも図表を見て答える問題が多く、言葉を暗記しただけでは正答しづらい問題が多かったように見えます。学校で習った内容をできるだけすぐにノートに自分なりにまとめることで、効率よく憶えつつ直前の問題演習の時間を作れるでしょう。また、日ごろから教科書や資料集の図表にも目を通しておくことが大切です。