学年平均が74点と、かなり得点がとりやすい問題でした。とはいえ、教科書に掲載されている俳句の作者を漢字で答えさせるなど、十分な準備が求められるテストでした。学校の授業をよく聞いて、ノートにしっかりメモをとり、テスト期間にワークを中心に多くの問題を解いて知識を定着することが高得点の秘訣となります。
英文の速読力、英作文が問われるテストです。事前にある程度問題の形式は伝えられているとはいえ、英文・日本文の記述問題が多く、なかなか得点しづらい内容です。英作文に関しては事前に用意しておいて暗記する、長文読解に関しては授業で扱った文を何度も読んで内容を理解しておく、などの準備が必要です。
円周角の問題はあまり時間をかけずに正答できるように、ワークや問題集で様々なパターンを身につけておく必要がありました。また、因数分解の問題も一筋縄ではいかない問題が少なくないため、ワークでしっかり練習することが大切です。そのうえで高得点を狙うためには、中学校の授業で扱う応用問題の解説をしっかり聞き、先生の話をノートにメモをした上で繰り返しやって理解することが必要です。
問題数に加えて、問題文の文量も多いため、1問1問にあまり時間をかけていられません。基礎知識が問われる問題も少なくはないのですが、実験の説明文をしっかり読まないと正確に答えられないため、理科が苦手な子にとっては得点しづらい問題構成ではあります。事前にワークやその他の問題集で様々な問題パターンに触れておき、実験の内容を即座に理解する力が求められます。
これまで通り、公民と歴史が別々のテストになっており、あわせて100点満点になる形式です。そのため、歴史と公民を並行して勉強しなければならず、テスト前の対策では負担がかかります。とはいえ、全体的には歴史用語・公民用語を憶えていれば正答できる問題が多いので、語句の暗記を中心に準備をすすめ、中学校の先生のお話をメモしておき、テスト直前に振り返っておくことが高得点のカギとなります。