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「何となく」から「絶対に点数をとってやる!」という意識への変化
G.Kくん
中学 2年生
生徒のストーリー
天才肌と要領の良さで乗り切った中1時代
理解は早く、要領が良いG君。
中1の定期テストは、『何となく』で乗り切っていました。
感覚で解答してしまうため点数が安定せず、英語数学は80点を超えたり超えなかったり、国語に関しては、一度80点を超えたことがあるものの、ほとんどが50点台でした。
5教科合計で見ても、毎回300点台半ば。
『何となく』テスト勉強をして、『何となく』解答する、それがG君の定期テストの乗り切り方でした。
テスト勉強のやり方
そんなG君がテスト勉強のやり方を意識し始めたのは、テントルに入塾したことがきっかけでした。
はじめは、半ば強制的に『全教科80点以上』という目標を設定され、本人としては『無理そうだけど、まぁ、とれればいいか』くらいの感覚でした。
と同時に、普段の勉強のやり方にも"メス”が入ります。
中学校やテントルでの授業でG君がわからなかったことを、毎回のテントルの授業のはじめに質問させられました。
これによってG君に「何か理解できなかったことはないか?」という意識が芽生えます。
これまでは『何となく』理解したつもりになっていた授業。
宿題を通じて、自分が間違えた問題が「どうして間違えたのか?」を考えることで、『今まで理解したつもりになっていたものが、実はちゃんと理解できていなかった』という自覚が生まれ、より効率的な勉強ができるようになってきました。
大成功となった中2の1学期
そして迎えた中2のはじめの定期テスト。
コロナ禍の影響で1学期はたった1回しか定期テストが行われず、一発勝負で1学期の成績が決まることになります。
しかし、元来の飲み込みの良さに正しい勉強法が身に着いたG君。
一発勝負の1学期定期テストで見事自己ベストを更新。
初めての5教科400点越えを達成します。
懸念材料であった国語でも80点近くとることができ、G君にとっては「こうすれば点数がとれるんだ」という自信につながりました。
自信が油断を生んだ2学期中間テスト
7月8月は一斉臨時休校の影響で夏休みが短縮され、中学校への通学、所属している野球のクラブチームの練習、テントルの夏期講習、と体力的にとても厳しい毎日を送っていました。
それでも頑張るG君。
夏休み明けに中学校でおこなわれた国語の“プレ中間テスト”でも得点率90%を達成し、より自信を深めていきます。
しかし、忙しい毎日、どうしても手を抜いてしまう場面が出てきてしまいます。
とはいっても、宿題をやらない、という訳ではありません。
持ち前の要領の良さが悪い方に発揮され、宿題をやる際に字を雑に書いたり、答えを省略したり…
手を抜く、といっても、一つ一つは些細なものでした。
しかし、小さなことでも、そうした慢心が油断につながります。
迎えた2学期中間テスト。
残念ながら5教科合計400点以上を達成することはできませんでした。
一方で、一緒に授業を受けているメンバーは、連続して400点以上を達成しました。
そのことがさらに、G君の悔しさを助長させました。
もう負けたくない、と思った2学期期末テスト
テントルに一緒に通う仲間たちが確実に良い結果を出すなか、自分は失敗してしまった。負けてしまった。
その思いがG君を強くします。
もっと点数をとりたい!
元々負けず嫌いなG君にとって、次の期末テストはリベンジのチャンスでした。
なかなか治せなかった『何となく勉強する』という癖が、ようやくなくなってきました。
今まで以上に、『自分がわからない所』をしっかりと質問するようになりました。
苦手だった国語でも、良く考えて解答することで、その解答の根拠をしっかり説明できるようになりました。
そうして迎えた2学期期末テスト。
見事5教科400点以上を達成し、リベンジを成功させることができました。
担当のコメント
講師
サカモト コウキ
講師
サカモト ヒロキ
必ずしも全員が毎回のテストで成功できるという訳ではありません。
G君は、一度成功した直後に失敗を経験し、悔しい思いをしました。
大切なのは、失敗したときにちゃんと“次”を見られるかどうかです。
我々テントル講師は、失敗したときこそ、次の成功につながる大チャンスだと考えます。
悔しい思いをした子どもに寄り添いつつ、ちゃんと失敗した原因を分析し、次につながる指導を続ける。
そうやって、次の成功体験へとつなげていきます。
G君は、3学期末テスト目前となった今でも、2学期中間テストの悔しさは忘れていません。
もう二度とあんな悔しい思いをしないために、クラブチームの練習と両立させながら、一生懸命頑張ってくれています。
成功も失敗も経験し乗り越えてきたG君。
もはや誰にも彼を止められません!
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