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    今の自分がいるのはテントルのおかげです!

    倉林 夏月 くん所沢市立富岡中学校卒業 卒塾生

生徒のストーリー

    入塾前

    夏月くんがテントルに入塾したのは中学2年生の2学期のことです。入塾当初は、部活動は頑張っていたものの、勉強に対するモチベーションが非常に低く、「どうせ勉強してもできないから」が口グセでした。そのためか、それまで塾に通うこともなく、毎日の勉強時間も"0分”と、普段から勉強をする習慣が全くありませんでした。テスト前だからと言っても勉強するわけではなかったため、テストの点数は、当然、高得点と言える点数とは程遠い状況でした。
    普段は素直な性格の夏月くんでしたが、勉強に対しては「自分は勉強はできない」という気持ちがとても強く、暗示がかかったかのように頑なに勉強を拒否することもあったそうです。

    体験授業を受けて

    今まで苦手意識が強かった英語の体験授業を受けることになった夏月くんは、さっそく衝撃を受けることになります。
    夏月くんは、体験前、英語に対しては「英文法の数が多すぎて、何をどのように使えばいいかわからない。というよりも英文法自体を覚えていない。だから英語は面白くない。」という状況だったため、「どうせ体験授業もつまらない。」という気持ちでした。
    しかし、テントルの授業は夏月くんがイメージしていた『知識をただ覚えるつまらない授業』とは違い、リズムに合わせて覚えたり、語呂合わせで覚えたりと、授業を受けていて、初めて”楽しい”と思える授業になったのです。
    体験授業を受けただけで「なんか面白そうだから、やってみようかな・・・」となった夏月くんが、テントルへの入塾を決めるのに、多くの時間は必要ありませんでした。

    初めての土日講座

    テントルに入塾して少し経ったとき、夏月くんにとって初めての土日講座がやってきました。その初めての土日講座に参加して、夏月くんは再び衝撃を受けることになりました。
    夏月くんは、「テスト前だから勉強時間(自習時間)を増やすためでしょ?苦痛の時間になりそうだな。」と思い、土日講座に行く足取りも重く感じていました。
    しかし、いざ土日講座が始まってみると、講師が生徒一人ひとりに「ワークでわからなかったところはない?」「この問題をもう一度解いてみよう!」と声をかけ、手厚いサポートをしているのを目の当たりにしました。夏月くんも、すぐに「ここがわかりません。」とわからないところを質問するようになっていました。
    土日講座や自習の結果、テントルに入って初めての定期テストで、初の80点台を獲得。
    勉強に対して自信がつき、部活だけではなく、“勉強でも負けたくない“という想いが芽生え始めました。

    夏合宿

    その後も勉強を頑張ってきた夏月くん。テストの点数も90点台まで上がってきていたこともあり、テントル受験生が一同に集まる夏合宿にも「同じクラスの生徒には絶対負けない!」と意気込んで参加をしました。
    しかし、そこで夏月くんは一度自信を失いかけてしまいます。
    同じクラスになった他校舎の生徒たちは、みんな夏月くんよりも正答率が高く、まるで歯がたたなかったのです。
    そして、午前中にはできていた問題が、夜もう一度解こうとするとできなくなってしまっていました。『その場では理解して解けるが、定着できていないため時間が経つとできなくなる』という夏月くんの課題も見つかりました。
    そんな状況の中、「やっぱり、頑張っても無駄だったか」と心が折れかけながら周りを見てると、そこには、同じクラスの生徒たちが弱音を吐かず、ひたすら問題を解いている姿が。
    夏月くんは「この場からは逃げられないな」と思い、何かが吹っ切れたかのように、黙々と、できなかった問題の解き直しを、できるまで行いました。
    夏合宿を通して、勉強を“続けることの大切さ“を実感できたのです。

    高校での活躍

    夏合宿後は、再び自信がみなぎり、志望校も決まって、勉強に対する気持ちが一層強くなっていきました。
    そして、見事第一志望の高校に合格しました。
    しかし、夏月くんの快進撃は高校生になっても止まりません。
    所属する部活動が県内有数の強豪校のため、週に7日の練習があり、帰宅時間が平日は夜22時、休日も夜20時という高校生活を送っていました。しかし、持ち前の負けん気に加え、テントルで身につけた『勉強を続けることの大切さ』を胸に、クタクタになった体に鞭を打ちながらも、"必ず毎日勉強をする習慣”を崩すことなく、高校3年間を過ごしました。
    その結果、学力では学年上位をキープ、部活動でも県大会で上位の結果を残すことができたのです。
    そして、高3になった今、高校卒業の進路も、部活動での大学への推薦、学力での指定校推薦、就職と、選択肢も多く、自分で納得した進路を決めることができそうだそうです。
    夏月くんは今でも「今の自分がいるのはテントルのおかげです」と言ってくれています。

    担当のコメント

  • 講師ネギ マサト
    ”環境が人をつくる”という言葉があります。
    「良い環境の中にいれば、良い人間に成長していく」といった意味です。
    テントルでは、少しでもその生徒が良い方向に変われるように”勉強環境”も重視して指導を行なっています。
    ”土日講座”や”夏合宿”もその一つです。
    もしあのとき一人で勉強していたら、心は完全に折れ、自信を取り戻すことはできなかったでしょう。そもそも、そこまで自分を追い込んで勉強するという機会もなかったかもしれません。
    しかし、自然と頑張ることができる環境と、同じ環境で共に頑張る仲間がいたからこそ、折れそうな心をつなぎとめ、勉強において『続けることの大切さ』や『勉強でも誰にも負けたくない』という気持ちを持つことができました。
    その経験が、夏月くんのこれからの人生でもプラスに働いてくれると信じています。
    これからもテントルは、勉強を通して頑張ることの大切さを伝えていきたいと考えています。

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